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I love sex♥

第16章 万引きの罪

「…はい…。」

バレたのなら仕方が無い。

悪あがきはせず、1番軽い罪で収まるようにしなければ。

「ごめんね、ここじゃちょっと…事務室に来てもらえるかな?」

コクっと頷き、店員に従って奥の部屋へと入る。

その部屋は、質素な机とパイプ椅子。

奥にはこれまた質素なソファがあった。

パイプ椅子に座らされ、

「盗んだ物を机の上に全部だして。」

ポケットから盗品を全て出した。

店員さんが向かいの椅子に座る。

見つかった時は怖くて店員さんなんてじっくり見てられへんかったけど…

おじさんで気が弱そうな感じの人。

泣いたりちょっと色目使えば許してくれそうやなぁ…

なんてことを考えた。

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