
狂愛彼氏。
第3章 学校で…
――カチャリ。
鍵を開け中に入ると、
保健室特有のツンとした消毒液の匂いがした。
とにかく熱にうかされた身体が
熱くて熱くて私は身を捩らせた。
「うぅん…暑いよお。」
龍來はベッドの回りのカーテンをシャッと開け、 私の身体をそっと寝かせた。
はあはあと荒い息を続けていると突然、唇が塞がれた。
「んッ…ぅ」
甘い吐息が漏れる。
それで龍來のスイッチが入ってしまった。
―ちゅ、ちゅぱちゅくちゅく…
龍來は舌を丁寧に絡ませる。
お互いの唾液が混ざりあい
いやらしい音が響く。
「ふッあッ…龍來ぅ…」
熱と龍來からのキスで
私の頭はショート寸前。
