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従わない奴隷

第2章 20代、ユウリ

車から降りると
俺はすぐに
ユウリの肩を抱いて
歩いた


「あっ・・」


「文句?」


「い、いえ・・・」



指定された店まで
少し歩き

店のドアの前に立つ

ドアをあけて
先にユウリを
入れてやろうと

ユウリの腰に手をやり
背中を押すと


小さな声で


「はっ・・」


ってユウリが言う




コイツ

ぜって~処女だ



とか

思ってしまう俺は

なんだか
その
ちょっとした
反応が
おかしくて
たまらなくなった



店内は
2階もあり

どうやら
先輩たちは
2階にいるらしい


俺は
ユウリの腰に手を置いたまま

階段へと向かった

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