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従わない奴隷

第2章 20代、ユウリ

別に
処女が好みな訳じゃねぇし

こんなウブなのが
趣味な訳でもねぇ



でも

なんだ?



よく分かんねぇけど


なんか
ちょっと



反応見たい


みたいな?





俺は
ユウリの
恥ずかしがる仕草に

ハマっていった





「俺はいいけどさぁ・・」



更にユウリは
目を丸くして
大きく首を横にふった



「彼氏いいって
言ってるじゃん

ユウリやっちゃいなよ~」



なんて最低な女たちだ

でも
オドオドしている
ユウリが見られて
なんとなく
俺もニヤける



「軽いの・・しちゃうか?」



って、
俺はユウリの顔を
覗きこんだ


フレンチなのなら
大丈夫じゃね?


ちゅって
軽くやるくらいなら
たいしたこと
ねぇだろ~


なんか
ちょっと

したくなったし、俺




でも
ユウリは
更にうつむいた



「ユウリ~?」



って

ユウリの顎を
軽く持ち上げると


ユウリは
俺の目を見たんだ




真っ赤な顔で




少し

潤んだ瞳で







「わ、わたし・・・

・・お手洗いに・・」



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