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従わない奴隷

第2章 20代、ユウリ

ユウリに

「ステキな彼氏ね~」


とか
言ってるけど


「どこで知り合ったの?」


とか


「いつからなの?」


とか

とにかく不信感丸出しで
質問攻めだ


もちろん
適当に俺が全部
答えてやったけど



しばらくして
酔いがまわってくると
その不信感も
更に丸出しで

ユウリの先輩たちは
証拠を見せろと
言ってきやがった



まぁ確かにな


オレ、めっちゃ
かっこいいし?


初めて見たときの
ユウリとじゃ
つりあわねぇからなぁ



「証拠って

なんっすか~?」




「もっとくっついて

キスしちゃうとかさ~~」




「どうする?ユウリ」




ユウリは
目を丸くして
首を横にふった





マジ?


キス

したことねぇの?




か?

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