テキストサイズ

従わない奴隷

第18章 ユウリと唇


俺は


また


階段を駆け下りていた



こないだから
駆け下りてばっかりだ(笑)



でも
今日は

ワケが違う




うれしい気持ちを
抑えられず

俺は
階段を駆け下りた後も
走っていた




まだ



帰らなくてもいいことに



俺は
浮かれていた




ユウリを
寝かせたい気持ちも
もちろんある


けど





まだ

帰りたくなかったんだ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ