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僕は絵しか描けない

第6章 応募!!

副賞・月刊GANGでの新規連載確定--


「なに、これ……」

「大賞獲ったら即、連載開始できるって訳」

嬉しそうに笑ってる詩子さん。

しかし僕は聞かずにはいられなかった。

「でも大賞賞金も払わない雑誌、原稿料なんて知れてるんじゃ……」

「あはは!! バカだなぁ、クロ!! だから商業的に破綻してるんだってば!! 原稿料なんてないよ!! 実費だけ。インク代とか、原稿用紙代とかだけ」

「馬鹿は詩子さんと月刊GANGの方ですっ!! あり得ませんっ!! 無給で連載とかっ!!」

意味不明で目眩を覚えてしまう。

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