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僕は絵しか描けない

第6章 応募!!

仕方ないから下着に対してマジレスしてみた。

「あー、やっぱ童貞君には縞の綿パンとかの方がいいか」

「帰るッ!!」

言うことは聞くが我慢の限界ってのもある。

「あーもうッ!! 冗談だってば!!」

慌てて追いかけてくる詩子さん。

「冗談ってのは相手を笑わすものだからね? 詩子さんのは自分が笑うだけでしょ?」

「ごめんって!! もう童貞って言わないから。これからはノットエクスペリエンスって呼ぶから!!」

笑いを噛み殺しながら詩子さんが謝る。てかからかう。

「そういうのです、僕が言ってるのはっ!!」

捕まれた手を力一杯振りほどく。

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