テキストサイズ

君がいる。

第3章 波乱。


人工呼吸器が外され、

酸素マスクをつけられた。

「危ないところでしたよ。

今日、目を覚まさなかったら…。」

「…本当に良かったです。」

「フミくん、ゴメンね…」

自然と涙が溢れてくる。

「謝ることはないって…」

そう言って私の涙を拭ってくれる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ