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君がいる。

第5章 それでも。


結局、私の右手と両足に麻痺が残った。

少しは自分で動かせるという

事実だけが救いだった。



「大丈夫。

翔夏ならきっと…」

「フミくんが信じてくれるかぎり

私は諦めないから。

信じて…?」

「当たり前だよ。

永遠に信じてやるから、頑張れ!」

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