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キャラメル、甘く

第3章 *不透明な感情






「で?」

「…で?」

「その後、どーなったの?」

「どーもこーも…。普通だけど…」

「えー普通なの?」

「喋ってすらない」

「…普通以下じゃないよ」



ライトを一つ消した。
携帯片手に布団に寝転がって真夜中の女子トーク。





心地よい暗さになっても眠気は当分訪れなさそうだ。




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