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キャラメル、甘く

第4章 *関係の代償




撮影が始まれば、
本格的にする事がなくなってきた。



最初の内は、撮影を見させてもらっていたけれど、奥で動き回っている人もいる。



撮影は本人達次第だし、
私の手伝える事も少ないので、
一旦、奥の人達に声をかける事にした。



「あの、何か手伝いましょうか」



声をかければ、振り向いてくれた若い男性が「大丈夫ですよ」と返してくれる。



「僕たちの仕事ですから」



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