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1人かくれんぼ〜貴方を呪います〜

第7章 ――斎藤 梢 編――


「香織の奴マジでムカつくっ!」

 沙織がおたふくの様に腫れ上がった頬を抑えて言った。

「昨日のはちょっと調子のりすぎだよねっ!」

 千里も興奮気味に話す。

 ハッキリ言って、梢はもう香織と関わりたくなかったのだが、二人に話を合わせないわけにもいかず、

「もっとお仕置きしてあげないとねっ!」

 と言った。


「お仕置きかぁ……何がいいかなぁ~」


 優香里が梢の言葉に反応し、何やら楽しそうに考え始めた。

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