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先輩との関係。

第1章 入部。


「え、メグ、この子パーカッションでいい?」

「うん。
手首やわらかいし、いい子ゲットした♪」


え、ええええええええぇぇぇぇぇぇ!?!?


何この展開!?

待って、よく考えようよ。

私、一応体験のこだし。

仮入部もなしに決定ですか!?


「あ、早すぎてびっくりしちゃってる?

吹部はね、早くから練習しないとダメな部だから、

体験にきた子=多分仮入部する子=絶対、仮入部したら入りたくなる=入部する

だから、体験きた子は、半強制的にパート決めしちゃうの☆」

「は、はぁ…」

「名前は?」

「中村ナツメです。」

「中村ナツメさん…パーカッション決定。」


恐るべしスピード…恐るべし吹部。

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