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【裏小説】イケメン王宮~プリンセスと危険なイケメン達~

第7章 ユーリ篇

(…下着が……)

足をよじった時に
下着が濡れていることに気が付いた。


(どうしようっ…すごく濡れてる…)


濡れた下着の張り付く感触に
月花の顔が赤く染まっていく。

月花のそこは
ユーリが触れなくても
すでに蜜で溢れてしまっていた。


「顔、赤いよ?どうしたの?」


『……っ///』


ユーリは口元に笑みを浮かべ
全て見透かしたように
月花へ問いかけてきた。


(ユーリ…もしかして…気付いてる?)


月花は答えられないまま、
ユーリから視線をそらした。


「じゃあ、こうしよっか?
俺が触るのがダメなら、
月花様が自分で触ってみてよ」


『……えっ』


「月花様と俺しか居ないから平気だよ」


にっこり笑って話すユーリの言葉に
月花は何度も目を瞬かせる。


(平気じゃないよ…
ユーリに見られるって事だよね…)


月花は赤く染まった顔を
横に振って拒んだ。


(そんな恥ずかしいこと…
夜伽でもしたことないのに…)


月花が思いを巡らせている間に
ユーリは身体を起こして
月花をソファへと座らせていた。


「そんなに深く考えないで、
楽にして?」


ユーリは月花の耳元に唇を寄せると、
誘うような声音を響かせた。


『あ……///』


その甘く艶っぽい声に
月花の理性がぐらぐらと揺らいでいく。


(ユーリの声に酔ってしまいそう……)


月花はゆっくりとユーリを見上げる。

ユーリは月花が見たことの無い
美艶な表情を浮かべ
月花を見下ろしていた。


「手をかしてくれる?」


『……』


月花は言われるまま自身の右手を
ユーリの前に差し出す。

するとユーリの指が月花の手を
そっとつかみ、
月花の内腿へと持っていった……。



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