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パンプスをはいた女の子

第1章 あなたの事を書きたいです

なんか暑くなってきた…
体…ほてってる?
やっぱり熱あるのかも…

「…鈴木?大丈夫?お前、顔赤いぞ??熱でもあるんじゃねぇの?」

席が隣で部活が同じ山口くんが私の顔を見て心配してくれる

「あー…うん…大丈夫…」
「いや!やばいって、目も涙目だし…」
「えー…平気だよ…?」

さすがに見兼ねた山口くんが手を挙げる
「先生、あの、鈴木が具合悪いみたいで…」
「鈴木サン?…ホントだ。熱がありそうだな。ちょっと保健室行ってくるから、この問題やっててくれるか?」

私はこの時点で足元もおぼつかないくらいになっていた
先生に連れられて、保健室へ向かう

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