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パンプスをはいた女の子

第1章 あなたの事を書きたいです

放課後、私は絢香に頼まれたプリントを印刷しに印刷室へ向かった

印刷室の中に入り、慣れた手つきで印刷していく
ふと机の上にある写真に目がとまった
「コレ…なんだろ…?」
そこにはみたこともない男の人が映っていた

ガチャ…

突然のことだったので私は慌てて持っていた写真を手放してしまった

「おっと…失礼」

中に入ってきた男の人は写真に映っていた人だった

「こんにちは…あ、あったあった…」

私の足元に落ちている写真をかがんで拾う
顔を上げたその人になぜかドキドキする…

黒くて艶やかな髪、綺麗な瞳、うっすらと香るオトコの香り、大人の雰囲気…

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