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パンプスをはいた女の子

第1章 あなたの事を書きたいです

私はふらっと立ち上がって保健室に向かって歩き出す

よかった…先生ついてこない

ガラガラ…
「失礼します、尾野先生?」

返事が帰ってこない。
いないんだ
なんで先生がいないのに鍵かけないんだろう
いっつもあいてるよなー
こんなんじゃ仮病する人はラッキーだよ
私はばさっとベットに倒れる

目の前は真っ暗
息もちゃんとできなくて苦しくなってくる

はぁー………

ガラガラ…
誰かが保健室に入ってくる音がした

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