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パンプスをはいた女の子

第1章 あなたの事を書きたいです

「それでねー、うん。その従姉妹のお姉さんがね。
尾野先生。くふふ…意味分かる?」
「…え…?」
「尾野先生は俺の従姉妹。嘘だと思うんなら、ほら」

先生はケータイをとりだして私に見せる
それは、ちょっと昔の写真でそこには中学生くらいの舘野先生と尾野先生、それから顔の整った大人がいた

「ほん…とに…」
「あぁ、本当だよ。俺は、ロリコンだから。わかる?」
「…じゃあ、両想いって…」

先生は眉をつりあげて笑いながら、人差し指を先生と私に交互にむけた

「キスは好きな人とじゃないと感じることができないよね?」
「…////」

先生は私にキスをしてきた
なんでこんな結末なのよ
誰かが魔法をかけたみたい
キスは甘く甘く…

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