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パンプスをはいた女の子

第3章 初恋は叶わぬ夢

「ゆーや、起きて、」
「んんっ…まだねむい…」

私は裕也を揺さぶって起こす

「もう、お姉さん来てるってよ」
「んー…あと一分…」
「一分しても起きないくせに」
「……起きます」
「おはよ」
「おはよ…ふぁぁっ」

時計はもう9:00を差していた
真夏の太陽がこんな時間から照りつける
汗が止まらない

私たちはいそいそと着替えを済ませ、手を繋いで下へ降りた

裕也のお姉さん…どんな人かなぁ…

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