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パンプスをはいた女の子

第3章 初恋は叶わぬ夢

「あら、裕也、はなちゃん、遅かったわね。もうご飯いただきましたよ。そこにあるから食べてね。あ、そうだ。それから、菜々花来てるわよ」
「んあっ…ありがと」
「ありがとうございます」

私と裕也はキッチンへ入った

そこには裕也のお姉さんらしき人が座っていた

後ろ姿にドキッとする

「よっ、姉さん。」
「あら、裕也。それから…」
「あ、はなです。よろしくお願いします。」
「はなちゃんね、よろしく。」

裕也のお姉さんはとても可愛らしい人だった
パーマがかった茶髪にほどよく焼けた肌
スラッとしていてスタイルがいい
笑顔がとても素敵な人だった

「あら、なお君」

私は振り返った
ドアから入ってくる背の高い男の人




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