強制恋愛
第10章 *10*裏切り
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起き上がって時計をみると夜中の1時半だった
「寝ちゃってた…」
櫻木先輩も私の横ですやすやと寝ている
急に奈美の『全女子の憧れの櫻木先輩の家に泊まれるなんて羨ましい!!!』という言葉を思い出した
確かに…我ながらすごいかも…
あの櫻木先輩の家に泊まってて…しかも櫻木先輩の横で寝られて…
「…蓮?」
起きてない…か
わたしの身体はまだ櫻木先輩に触れられたところが火照っていた
「…」
ちょっとだけ自分で触れてるとまだ濡れていた
指を少しだけ中に入れる
「あっ」
慌てて口を抑える
一回中に入れるととまらなくなってしまった
櫻木先輩が触れていたように自分でも触れてみる
気持ちいい…かも…
「っ…蓮…あ…んっ…」
私は横で櫻木先輩が寝ていることも忘れて、夢中になってしまった