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強制恋愛

第15章 *15*守りたいもの



悠希目線

………………………



これは「1週間後に返事もらいに行く」と沙紀に言った日の話



俺は沙紀に会おうと家に向かって歩いていた



『おにいちゃんったいへんなのぉ…いたいいたいなの!』



近くにある公園から幼稚園生くらいの小さな女の子が俺のところに走ってきて一生懸命に話していた



「お兄ちゃんが痛い痛い?」



『そうなのぉこうえんにいるおにいちゃんがいたいいたいでないてるの…たすけておにいちゃん!!』



女の子は必死に俺の腕を引っ張って公園に連れて行った



お兄ちゃんが…もしかしたら発作とかで…苦しんで…泣いてるのか…?



俺も早足で女の子について行った





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