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強制恋愛

第20章 *20*動き出す気持ち





『…わたし先輩にお話しがあります』



沙紀は俺の手を引き保健室に入り鍵を閉めた



いきなりなんなんだよ…しかも鍵まで…



『あの…先輩…り、っ…』



「!?なんで泣いて…」



沙紀の瞳から大粒の涙が次から次へと溢れ出ていた



『もう先輩なんか嫌い…っキスまでしたくせに…最低っ…』



「あの、話しが見えないんだけど…」



『なんで…留学…教えてくれなかったんですか…』






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