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「親友はいろいろあって…その彼ともう1人の間で揺れてたんだけど…結局…その彼を選んだの」



『…辛かったね…奈美…』



お姉ちゃんは優しい声で慰めてくれた



「でもね…わたし…自分がその彼が好きってゆう気持ちを抜きにしても…親友にはもう1人の人と付き合って欲しい」


「…親友は彼の話をするときよりも、もう1人の人の話をする時の方が…なんてゆうか…楽しそう嬉しそう苦しいそうな…いろんな表情をするの」



「きっと本人が思っているよりもずっと、もう1人の人が好きなんだと思う」



「でも、彼の笑顔を守らなきゃって…自分の気持ちに蓋をしてる」



「そんなの…そんなの…おかしいよね…わたしは親友に幸せになって欲しい…本当に好きな人と幸せになって欲しい…」