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空港から蓮が一人暮らしをしている一軒家までタクシーで向かう


『泣きすぎ』


蓮はタクシーに乗ってもまだ泣いているわたしを抱き寄せて頭を撫でてくれた


でもその久しぶりの感覚にまた涙が溢れる


本当はこんな泣くはずじゃなかったのに！


笑顔で「おかえり」って言うはずだったのに！


蓮はクスッと笑って顔をわたしの耳に寄せる


『服は大人でも泣き虫はなおらないな』


「！/// 泣き虫で悪かっ…んっ！？///」


嘘でしょ！？ここタクシーなのに！///


蓮の唇が荒々しくわたしの唇と重なる