強制恋愛
第29章 *番外編*最悪で最高のクリスマス〜蓮×沙紀〜
蓮はイスをベットの横に持ってきて腰掛けた
「…ごめんなさい…レストラン予約してくれたのに…わたしのせいで…本当にごめん……」
せっかく蓮が涙をふいてくれたのに…また涙でそう…
『…バーカ』
「!?」
蓮は両手でぎゅっとわたしの頬を挟んだ
『レストランなんてクリスマスじゃなくても行ける、それにクリスマスだからって特別なにかしなくてもいいんだよ……沙紀が隣にいれば……それでいい』
「//////」
『こ、こんな恥ずかしいこと言わせんな!』
蓮は両手を頬から離してわたしの右手を握った