強制恋愛
第30章 *番外編*サプライズクリスマス〜悠希×奈美〜
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悠希くんが足を止めた先には
もう店内が真っ暗になっている私達のバイト先のカフェが見えた
「え? あそこに行くの?」
『うん、あそこが“秘密”の場所』
もうお店閉まってるし……
「鍵…ないと入れないんじゃない…?」
悠希くんはにこっと笑ってコートのポケットから鍵を出した
もしかして…ホテルじゃなくてあそこでするの…!?///
「いや/// や、やめたほうがいいよ」
悠希くんはわたしの手を引いてぐんぐんと歩く
嬉しそうな顔をして鍵を開けている悠希くんとは裏腹にわたしは緊張でドキドキ…
『開いたよ』
悠希くんはドアを開けてわたしへ手を差し伸ばした