強制恋愛
第7章 *07*櫻井先輩の彼女って…
やっと保健室についたころには、櫻木先輩が腕を引く力が強すぎて私の手首が真っ赤になった
櫻「っ…ごめん」
「いえ…あの…こちらこそすいません」
「あの…実は…」
櫻「わかってるよ、首筋の跡…彼氏につけてもらったんだろ? おまけにセックスまでしたみたいだし、良かったじゃん」
櫻木先輩はけろっとした顔をして言った
いくら偽の彼女とはいえちょっとは嫉妬してくれるとかないんですか…
「まぁ…」
櫻「沙紀、純粋そうな顔して意外とエロいんだね」
いつものようににやっと笑った櫻木先輩…目が笑ってなくて…なんか怖い
「そんなことないです」
櫻「俺のも欲しがってその日の夜に彼氏とセックスって………!」
「…?」
櫻木先輩は目を見開いて保健室の入口を見つめた