テキストサイズ

近くて遠い

第47章 有川商事より読者の皆様へお願い

「遅い!呼び出しておいて遅刻をするなっ!」


光瑠に怒鳴られると思っていた酒田は、まさかの要に怒鳴られて目を丸くした。


「す…みません。」



なんだ、
今日はNo.1、No.2ともに不機嫌なのか…


そんなことを思いながら、酒田は、光瑠を見ると稀に見る上機嫌な様子。





今日は光瑠と要は入れ替わったようだ。



「おはようございます。」


鈴の鳴るような声が聞こえて、そちらを向くと、真希が目に入って、
酒田はすぐに要が不機嫌な理由と光瑠が上機嫌な理由が分かった。



「真希さんまで…
すみません、お待たせして…」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ