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Milky way〜罪を犯した僕等の話〜

第3章 桜紅〜サクラノベニイロハチノイロ〜

そんな事を考えながら

ぼんやりと月を眺めた…


『…何人の人を裏切ったんだろう…』

もう分からない…途中まで数えた…だけど数えることで良い事は何もなかった…

ただただ普通に数えるだけでも

増えるのは数と罪悪感…

何回も死にたいと思った…

だけど僕の中にある獣は一定の理性を掻き乱されると
僕じゃなくて獣になってしまう…



『…だから僕は…』

「『人を本当に愛せない』」

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