
Milky way〜罪を犯した僕等の話〜
第4章 孤為〜ヒトリヲイツワリタクテ〜
[こうやって音声で話せるようだ…]
確かにラデの声が聞こえてくる…
『凄いな…』
凄いと思う…これは本当に
[だよな…後は慣れれば俺みたいに使いこなせる!!]
そう言ってラデはその顔、声には似合わない子供の様な笑顔で言った。
『…ありがとうラデ』
しかし僕は文のほうが好きだ…。
その後にメールというものの話を聞いたが
文のほうが良い…。
文字を書くことは美しい…。
僕が騙してしまったあの忘れもしないあの女性…。
彼女は…
愛していた…
僕の事を心から愛された
だから…
