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いつまでも一緒に…

第4章 4

悲劇は突然だった。

その日は夏休みの最終日だった。
私達はデートをした。

今日は、新しくできたケーキバイキングをやっているお店に行った。
私達はいっぱいスイーツを食べた。

悠「あー。美味しかった。また行きたいね。」

達「うん。そーだね。」

悠「じゃ、帰ろっか。」

達「そーだね」

私達は電車に乗って来たから駅に向かった。

その時だった。

達也が痙攣をして倒れてしまった。

悠「達也!?」

通行人がこっちを見て駆け寄って来る。

「救急車、呼ばなきゃ!」
誰かが救急車を呼んでくれた。

数分後、救急車が来た。

悠「達也!!達也!!」

「離れて下さい。救急車に乗せまーす。」

悠「私、一緒に行きます!!」

「じゃあ、乗って下さい。」

私は救急車に乗って病気に向かった。

*.・゚゚・。。・.゚*.・゚゚・。。・.゚*.

病院では緊急手術が行われた。
とても怖い。まさか、こんなことになってしまうなんて考えもしなかった。

私は、麻弥と直にメールをしようか迷ったけど、やめた。
なぜなら、何も無いことを祈っているから。

数時間後

達也の手術が終わった。

医師から説明があるということなので、診察室に入った。達也はまだ麻酔が切れていないので、病室で寝ている。

医「達也さんは脳膿瘍です。脳膿瘍というのは頭の脳のところに膿がたまってしまう病気です。今回は、頭を開けて、膿を出しました。
これからは脳圧を下げる治療をしていきます。」

一気に言われたから理解するのに時間がかかった。

だけど、達也は脳の病気にかかってしまったということだ。

医「頑張って治しましょう。」

ちなみに、お医者さんの名前は北沢先生。若い男の先生だ。

私は達也のお母さんに電話をした。

Prrrr…

雪「もしもし。」

悠「こんばんは。達也さんとお付き合いさせて頂いている村重悠です。」

雪「あっ!いつも達也が話してる悠ちゃん?いつも達也がお世話になっています。」

悠「いえいえ。こちらこそ。」

雪「で、どうしたの?これ、達也のケータイの番号よね?」

悠「達也が脳膿瘍という病気になってしまったそうです。」

雪「…」

悠「今は達也は病室で寝ています。明日、□□病院に来て下さい。1週間の入院だそうです。」

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