テキストサイズ

ΚΙМ

第2章 ワンデイ





このままでいいのかな…

って思ってる


仲良しの三人に隠し事なんて
したくない


だけど…なかなか言い出せない

言ってしまったら四人の関係がいっきに崩れてしまいそう


それがこわい



だったら好きにならなければ
いいだけなのに


それもできない



「な~にぶっさいくな顔してんだよ」

「はぁ~?アンタのせいだわバカっ」

「可愛くねぇなぁお前は」

「だって…」

「んぁ?だって何だよ」

「っ…」



素直になれない



なんて言えるはずがない




ストーリーメニュー

TOPTOPへ