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所長「じゃあ…今日からの事を説明するね。」

紗江「…はい…」

声が震える。
聞かなくてもわかる。
毎晩誰かに抱かれるって事は…。

所長「この研究所には私を含めて7名の男が居る。」

(…7人…)

所長「私とそこに居る桐沢。昨日会った医師の藤堂。他に4名だ。後で紹介するよ。」

紗江「…はい…」

所長「調度7人…。わかるだろ？1週間で1巡する。」

今更ながら怖くなる。
つまり…本当に毎晩違う男に抱かれるんだ。
現実を突き付けられ身体が震え出した。

所長「…君の事情は全員に通達した。処女だった事も、騙されて連れて来られた事も…。優しくするように言っておいたからね。」