
病みと恋と先生と。
第1章 出逢い
< 出逢い >
私は、本城 瑠花(ほんじょうるか)
学校でイジメられている。
学校の廊下に出ればいつも
陰口が飛んで来る。
下駄箱をみればいつも靴は
隠されていた....
私は、小学校の頃から
イジメられていた。
でもそんなにひどくはなかった。
けどわたしの心はイジメによって
真っ黒に染まっていた
手首には大量のリストカットの傷
傷だらけのからだになっていた。
友達なんてもうあたしにはいらない
もう誰も...信じないっ!
ずっとそうおもっていた
先生がくるまでは、.......
中学2年の着任式でのこと
壇上には8つならんだパイプ椅子
たくさんの新しい先生が
座っていた。
だがあたしには関係ないこと…
ずっとそう思って
体操座りでうずくまって眠り
起きた頃には着任式が終わっていた。
教室に戻った。
私のクラスは他のクラスより特別で
精神が不安定な人がくるクラス
だから人が少ない。そのため
すこし落ち着く。
帰りの会が終って
急いで家に帰りたくて
走って廊下にでた …
瑠花: うわ!!ドン
なにかにあたった
?: いってぇ!!…
瑠花:あ、…すいません。
?:あぁ。いや、大丈夫。
瑠花:そうですか、じゃあ私は、これで…
と興味ないから
冷たくいってしまった。
ドンッ!!!
壁に押し付けられた。
瑠花:な、なにするんですか!?
?: あぁ。いやぁ。今日から
講師できた久我幸介!(くがこうすけ)よろしくなぁ!
瑠花:は、はぁ…。って!
とりあえずどいてください…
幸介:あぁ。ごめ。気をつけて帰れよ
(頭ぽんぽん)
瑠花:うわ…
わたしはその場からダッシュして
駐輪所にむかった。
なにいまの?!はあ?!
とずっと頭の中で
チンプンカンプンになっていた。
....でもあたしはそんなチンプンカンプンな
先生に恋をしてしまうのでした。
続く
