
私の掏明くん
第18章 確認
千尋「うぅぅ…腰痛い…」
掏明「マッサージしてあげるね」
千尋「…ありがとう」
普段なら
こんな風に痛めたりしないのだが
今日は特別、やり過ぎたのか千尋は腰を
痛めてしまった
腰に湿布を貼ってもらい
軽くマッサージしてもらったが
あまり効果はなく今日はおとなしく寝て
るしかないようだ
千尋「うぅぅ…痛い…」
掏明「千尋」
千尋「ん…何?」
掏明「一日遅れだけど誕生日プレゼント
受け取って」
千尋「えっ!?プレゼン…痛ッ」
掏明「寝たままでいいよ」
千尋「…うんっ」
掏明「気に入るといいけど…」
千尋「ありがとう、開けてもいい?」
掏明「うん」
昨日で27歳になった千尋
正直、25歳を過ぎれば誕生日は嬉しく
ない
お肌や体力面など
20歳の時と比べると衰えるばかり
だけど今日のように大切な人と一緒なら
例え三十路の誕生日でも
楽しみだった
