テキストサイズ

不器用なタッシュ

第12章 時限爆弾設置

「や…嫌っ…」


恐怖に震わす声に優越感が満ちてくる。


俺は口元に笑みを作り香織をベッドへ運んでいく。


「こないだからお預け喰らいっぱなしだからな。今日はやるよ…」


「やめて…お願い…」


何とか逃げようと香織はなけなしの力で逃げようとしてるが、実家の猫のきなこが暴れているより可愛いもんだった。


「危ない!落ちるだろ!寝てていいよ。時間はたっぷりあるから好きにするから…」


そう言って駄目押しをして額にも唇を押し当てる。


途端香織は絶句して、身体の力が抜けていった。


ベッドの上にこれから俺色に染め上げる、素材をゆっくり横たわらせる。


「楽しもうな…香織…」


「あっ…!」


香織は目を潤ませながら、恐怖で顔を歪ませた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ