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不器用なタッシュ

第3章 高校時代

小さい頃から、絵ばっかり描いてた。


パッと見、暗く見える俺は小中と女友達なんて出来なかった。


高校に入って、背が急に伸びて学園祭でのクラスの催しものをした辺りから、俺の人生は変わってきた。


学園祭なんて、大抵裏方。


クラスの催しものは
『メイド&執事カフェ』


「お客様の僕のつもりで、尽くして接客してね!」


アホくさい!
やってられっか!


俺は自ら裏方を名乗り出て、小道具やら教室の内装を準備していたら


「須永く~ん。」


「あぁ?」


「試しに、これ着てみてくれない?男子全員に試着してもらってるんだけど~。」


出されたのは、執事の衣装。


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