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君と描き始める未来に

第7章 ひたすら滝島目線

確かに表向きは、完全無欠な感じだ…。


でも、アイツは普通の『男』なんだよ。


それを小田切自身が、一番感じてるから
『等身大』。


カッコ付けず、背伸びせず、見栄も張らないし、威張ったりもしない…それよか寧ろ自虐的。


それは不思議だけど…奴が『天然』なのは、ただの『等身大』。


嫉妬もするし、ヤキモチも焼く…ズル賢いところだってあるって…言ってたし!


香織ちゃんが事故った時に、小田切は精神的に不安定で、ポロっと本音を吐いた。


「流され易くてさ…側に置いておきたくなって、あの手この手で、俺のテリトリーに引き摺り込んだんだ…。元彼から、引き離したんだ!こうなったのも、俺に責任がある…何より、香織を失いたくないんだ!」

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