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君と描き始める未来に

第8章 親善旅行?

「とにかく、今は止めておこうよ!車だってしばらく乗るから、酔ったら台無しだろ!」


「あら、私は大丈夫よ!」


おいおいっ!


いつからそんな我が儘になったんだ!


「母さんは、良くてもね…」


と、言い掛けたら


「志信、一杯だけたら私とお母さんだけでもいいかな?」


香織が、フォローに入った。


「俺たちは、お預けかぁ~!」


冗談ぽくお義父さんが言ったが、香織の考えが分かったみたいだ…。


一応俺の運転が替われる人を残しつつ、母さんのご機嫌を守りつつ…。


渡辺一家に気を遣わせてしまってる。


たくぅ~早速、前途多難な旅行の気配がしてきた。

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