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君と描き始める未来に

第10章 友情と愛情

二人は懐かしさもあってか、楽しそうに話を続けた。


「一応、作戦も立てたんだよね!」


「そうよね…お巡りさんが直ぐに来てくれそうな所で、香織が隠れる場所とか。」


「催涙スプレーとかも探して!」


「予定では、鞄で殴るくらいだったんだけど…香織がまさか飛び蹴りを食らわすとは思わなくって…。」


「ははは~!前日にアクション映画、観ちゃって!超カッコ良くてさ~その後、庭で練習したんだよね!」    


「もう!オタクは直ぐに、現実との境が解らなくなるんだから!」


「出来そうな気が、したんだも~ん!」


唖然としてしまった…。


そんな理由!?


もう、アクション映画をレンタルするの止めとこう…。

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