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君と描き始める未来に

第10章 友情と愛情

「それで!怪我とかは無かったんですね!!」


暢くんが、黎子ちゃんに詰め寄る。


「え、ええ…大丈夫だったから、笑い話に出来るのよ。」


黎子ちゃんが、慌ててる…もしかして珍しい光景なのかも!


現に香織が、ニヤニヤしている。


黎子ちゃんは、暢くんをなだめて話を続けた。


「毎日の様に一定距離を保って付けてくるから、こっちも待ち伏せは、し易くて。」


「角を曲がって来た所を横から入れたんだよね!」


逞しい…同盟軍も蹴散らしたかもな…。


やっぱり、同じ会社じゃなくて良かった…。

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