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えっちな「やみのおうへのみち」

第6章 「運命の聖者――奇跡唱える終焉の少女」

こう言われてしまっては、契約の、初めから俺が果たすつもりのない契約であるのだが、その示す条件の内容から外れない限り、最大限の要求を投げかけてもみたくなる。それが人間というものだろう、できる範囲で最大限の効用を生み出そうとする性質を持つ動物なのだから。俺はちょっと考えて、言った。

「殊勝な心掛けだね。そういう態度でいてくれる限りは俺も君に快く闇の王の座を与えたくなるというものだ。まあじゃあ遠慮なくこちらもこちらの要求を言わせてもらうことにしよう。うむ、まずパンツをスカートを履いたまま脱いで俺に渡してくれ。脱ぐときは恥じらいを忘れないようにね、大胆で恐れのない脱ぎ方なんてのは二十歳を過ぎた、消費期限切れの老廃物みたいな女のやり方だ。俺は君みたいな若い、可憐の頂上にある子しか、まともな女として認めない。二十歳を過ぎた女は人間でない、まがまがしい妖怪だよ。ま、そんなわけだ。分かったね?」

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