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えっちな「やみのおうへのみち」

第7章 「麗しき暗黒界の王座」

30秒ほど立ったまま待っていると、星の光ほどの微弱な照明が回復した。うっすらとしか周りのものを見分けることが出来ず、不気味であった。俺はなにが始まるのか不安でないといったら嘘になるが、しかし闇の王となった喜びと、失った記憶への疑問のために心が穏やかでなく、恐怖などが感情に入り込む隙間はほとんどなかった。

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