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えっちな「やみのおうへのみち」

第3章 「漆黒の射手――聖弓煌く沈黙の少女」

なんだか最後までよく分からなかったが、恐怖にとりつかれている姿から判断するに、どうやら俺は彼女の策略を突破したらしい。とにかくそれは良かった。俺は歩いて20メートルほどの俺と彼女の距離を縮めていった。彼女は俺が一歩近づくたびに痙攣のように身体をビクつかせ、小さくうずくまってしまった。俺は何かをつぶやき続ける彼女を抱え、控え室へと帰還した。

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