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えっちな「やみのおうへのみち」

第4章 「暗転の魔道――悪夢導く血の少女」

あまりの心労のためか睡眠してしまった少女を横にして、俺は今までに起きた出来事を整理した。どうしてあの偽メイドの毒は俺に意識を失わせるほどの効果を発揮せず、タイムラグさえ生じたのだろうか。そしてこの黒髪の少女の光の矢は、どうやら少女の口ぶりからしてそうとうに自信のある俺への攻撃手段だったであろうにもかかわらず、どうして俺には無効だったのであろうか。

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