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あなたがいてくれたから。

第13章 口移しのチョコレート


一人、ベッドの上で泣いていたら…

ピンポーン

何?宅配便?

あたしは、急いでペンを取って

玄関に向かった。


ガチャーーーー


「すいませんサインでい…」


開けたらすぐに抱き締められた。

あたし、このにおい知ってる…。


斗真君だ。


ドンドン暖かい気持ちになっていく。

顔が見えないけどわかる。

ギュッと抱き締めてくるこの感覚。

斗真君しかいない。

あたしは凄く嬉しくなった。

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