テキストサイズ

あなたがいてくれたから。

第16章 Mr.Kissman



と思っていたのに……


体温がとけ合わない……。



「やめてッ!」


あたしは斗真君を突き放した。




「やめて…あの子にキスしたその口で
 あたしに触れないで。」



「ごめん……。もうキスしないよ。
 本当ごめん。」


ぇ。ぁ、あたしなんてこと

言っちゃったんだろう……うそ。


斗真君がスタジオに戻る。


ダメだ……。どうしよう……

ストーリーメニュー

TOPTOPへ