
あなたがいてくれたから。
第23章 あっという間の少女
「ぁ、斗真君…///」
斗真君はあたしのところまで
駆け寄ると強く抱き締めて
「会いたかった。」
「うん。あたしも…///」
すると腕をつかんで
あたしをへやの中に入れ鍵を閉めて
キスをした
甘過ぎて溶けちゃいそうな
濃密なキス。
「んッ……んーッ///」
「マジ可愛すぎ。」
さっきから視線を感じるよーな…。
あたしは目を開けてちらりと見たら
さっきの男の人がこっちを見てるー///
てか、誰~?
「斗真君…ダメだよ。
見られてるし。ね?」
「ん?見られてる?誰に?」
「誰にって後ろの…」
斗真君はようやく後ろを振り返る。
「ぁ。鬼崎のことね。てかいたの?」
「鬼崎じゃありません!黒崎です。
それにずっといましたよ?」
「ふーん。」
あたしは?マークを浮かべた。
「ぁ、奈美知らないか。
こいつ俺のマネージャー様。」
